法事・法要のマナー(法要の準備と流れ)
法事・法要の準備
- 日程を決める
理想は命日ですが、平日では集まりが悪い場合が多いので直前の土日がよく選ばれます。
お寺や参列者にも都合がありますので、遅くとも1ヵ月前には日時を決定して下さい。 - 場所を決める
法要の会場は、自宅かお寺が一般的です。
近頃ではホールが併設されている所も多いため、霊園で行う事もあるようです。 - 料理の手配をする
仕出し、もしくは料理屋を利用する場合は、早めに予約します。 - 案内状の手配
案内ははがきか封書が丁寧ですが、内輪だけの場合、または人数が少ない場合は電話でも構いません。
案内状を出す場合は、出欠を確認するために往復はがきの使用をお薦めします。
お寺を借りる場合は地図も忘れずに入れましょう。 - 引出物の手配
品物としては、あまりかさばらず、持ち運びやすいものを選びます。
菓子折、お茶、海苔、ふろしきなどの日用品が一般的です。 - お布施などの用意
お布施、更衣料、塔婆料(宗旨による)、お膳料(食事を提供しない場合)、お車料(遠方の場合)などが必要になりますので、事前に用意しておきましょう。 - 墓石、墓地
法要当日は掃除が出来ないので、事前に綺麗にしておきます。
納骨前の場合は、法要に間に合うように墓石や墓地の手配をします。
法事・法要の服装
遺族の場合、三回忌までは喪服が基本です。
七回忌以降は略式喪服、または地味な色の服装で構いません。
法事・法要の流れ(仏教の場合)
- 僧侶入場
- 施主の挨拶
- 僧侶の読経
- 焼香
- 法話
- 僧侶退場
- 墓参り
- 施主の挨拶